PG.Lib

アプリ開発関連とかガジェット関連とか

Surface Pro 2の使用感レビュー #surface

SurfacePro2を購入して、約1か月が経ちました。

Zigsowにもアップした内容ですが、ここまでの使用感を、スペックの再紹介と合わせて書き留めました。

SurfacePro2はMicrosoft製で、Windows8.1ProというOSを搭載した、タブレット+ノートブックという、2in1というスタイルのデバイスです。

以前はAlienwareM15xという、15インチのゲーミングノートPCを使っていました。 スペック、形状、外観どれも気にっていたのですが、4kgという重さにうんざりして、軽くて同等以上のスペック、出来ればタブレット形状が良いなと思い、選定した結果SurfacePro2がベスト!となり購入しました。

購入したのは、ディスク容量が256GBのモデルで、一時販売中止になる程の一番の売れ筋だそうです。(今もそうかもしれません…)

SurfacePro2は単体ではタブレットなので、別途キーボードやマウス入力機器が必要になってきます。 Microsoft純正オプション品で、TouchCover、TypeCoverというものがあります。 TouchCoverはタッチセンサーを搭載したキーボードで、軽量ですがキーを押した感触が無いため、好みが分かれます。 TypeCoverは物理キーが搭載されていますが、その分、重さや厚みがTouchCoverよりも増してしまいます。 また、SurfacePro2の登場と同時に、TouchCover2/TypeCover2という新製品も出ています。 バックライトの追加やTouchCoverと比べてタッチセンサーを追加している等の機能アップがされています。(お値段も同時にアップしています) 社外品で検討すると、USBポートが1つしかないので、Bluetooth対応のものがベストかと思います。

私はMicrososft Wedge Keyboard、Mouseをもっていたので、そちらを使用するつもりでしたが、持ち運び時の液晶保護等も考え、TouchCover2を合わせて購入しました。

入力デバイスとしては、タッチペンが1つ標準でついてきます。筆圧にも対応しており、滑らかな入力が可能です。 ペン先を近づけると、ペン入力モードに自動で切り替わる為、手のひらからの誤入力を防止できます。 また、ひっくり返すと消しゴムにもなる為、紙とペンに非常に近い形で入力ができそうです。 標準インストールされているFreshPaintで、その威力を体感できますので、販売店でSurfacePro2をさわる際には、ぜひとも試してみてください。

重量ですが一般的な10インチタブレットiPad等)と比較してしまうと、重たい部類に入るかと思いますが、SurfacePro2を比較するなら、Ultrabookあたりが適正かと思います。 事実、CPUは一般的なUltrabookと同様のものを搭載しています。 そうして見た場合には、むしろ軽い部類に入ってくるのではと思います。

使い勝手に関しても、タブレットとしての使用はメインで考えない方がいいかもしれません。 Ultrabookとして考えた場合には、非常に優秀で文句をつけるところがありません。 タブレットとして使うと、本体が重たい、背面が熱いなどのデメリットが目に見えてきます。 だいたい、8:2くらいの使用割合で考えてもらうとちょうどいいのではと思います。

ベンチは各種ブログで行われいますので割愛しますが、それなりな負荷を与えても遅いと感じるケースはほとんどありません。 各種レビューでもよくピックアップされる、某艦隊ゲームについても、非常に快適かと思います。 現時点ではVisualStudio2013を使用してのアプリ開発作業や、Skyrim、Rocksmith2014あたりのゲームをして主に使用していますが、これらの中で動作が重たいと感じるケースはほぼありませんでした。

ただ、Rocksmith2014に関しては他の問題がありました。 ゲーム+USBからの音声入力+オーディオ出力といった、複数デバイスを使用して高負荷になるためでしょうか、ゲームを遊んでいる最中にブルースクリーンになってしまうケースが2回ほどありました…。 これは動作が重くなる以前の問題ですが、インストール後の遊び始めの頃に発生したきりなので、別の原因かもしてません。

仕事でも使う事を考えると、やはりOffice互換アプリではなく、MS Officeが使えないと話にならないケースが多数あるかと思います。 Office2013(Excel,Word,PowerPoint,OneNote,Outlook)が標準搭載されていますので、書類作成には事欠きません。 AccessやLyncといった上記以外のOffice製品は搭載されていないので、必要に応じて購入する必要がありそうです。 OneNoteに関しては、ストアアプリ版を使うとペン入力が秀逸な出来なので、一度試してみてください。

仕事でもプライベートでも使用していますが、とても快適に使えています。 iOSタブレットと違い、マルチユーザーなOSですので、仕事用ユーザー、プライベート用ユーザーで設定を分けることもできます。(Androidは4.2以降で出来るようですね) きっちりと切り分けができることで、メリハリもつけられるのが良いですね。

また、仕事で使う場合に電源がどうしても必要となる為、電源ケーブルも持ち運んでいますが、ドッキングステーションを仕事場においておけば、電源持ち運びが不要になって、さらに快適になるのでは?と目論んでいる次第です。

普段の持ち運びは、少し大きめのメッセンジャーバッグに入れています。 1kg弱なので持ち上げた時は重さを感じますが、背負ってしまえば特に気になりません。 いつでもどこでも、フルスペックのWindowsを使うことができるのは素晴らしいですね。

長くなりましたが、以前のノートPCからSurfacePro2に変えたことで、仕事も自宅でのPC利用も、かなりスタイルが良い方向に変わっていることを実感しています。

Windows搭載PCは、デスクトップ、ノート、タブレット等いろいろな選択肢があるため、使用方法を見極めて選択する必要がありますが、SurfacePro2は、さまざまなケースに対応できる良いデバイスかと思います。

かなり長文になってしまいましたが、これからPCを購入される方の参考になればと思います。